サーバ構築
各種サーバ構築承ります。
当社では元々Linuxサーバの構築を得意としておりました。が、案件数の多さからWindowsサーバの構築実績も多数重ねております。現在ではWindowsサーバの構築が圧倒的に多くなっております。用途・ご要望に応じて使い分けます。
用途にもよりますが、サーバ機は処理能力よりも壊れることを前提にした信頼性(安定性・持続性)を重視して機器構成を組みます。サーバ機にはPCのような「吊るし」の仕様が通常はありません。1台1台構成を組んで発注します。ハードディスクは必ず多重化します。ハードディスクが1本壊れたとしても、サーバはそのまま稼動し続けられます。バックアップも毎日自動取得しますので、データが完全に失われてしまうということは余程のことがない限りありません。
PCに大事なデータを保存していて「痛い」目にあったというのは、多くの組織で経験されていることではないでしょうか?ハードディスクは必ず壊れます。データはすべてサーバに保存しましょう。個々のPCの管理強化を図るよりも、1台のサーバをしっかりとした構成で組み、集中管理することがデータの保全につながります。
Windowsサーバ
Windows Server OSによるサーバ構築を行います。社内/校内のファイルサーバなどは通常Windowsサーバとなります。単なるファイルサーバであればLinuxや極端な話LAN接続ハードディスクでも可能ですが、WindowsサーバであればActiveDirectoryという仕組みを使うことができます。各クライアントPCのセキュリティ設定をサーバ上で一括して行ったり、PCにソフトウェアの自動インストールを行うといったこともできます。
Linuxサーバ
インターネットサーバは基本的にLinuxで構築します。もちろん内部用のサーバもLinuxで構築する場合があります。Linux OSには有償/無償ありますが、用途に応じてどちらも使用します。
Linuxの場合、ソフトウェアはすべて無償のもので構築することができるということも一つのウリになります。費用がすべてではありませんが、Windowsサーバのライセンスが10万円以上してしまうことを考えると規模によっては大きな魅力になります。
仮想サーバ
仮想サーバの構築も承ります。少しわかりにくい概念ですが、仮想化技術を使うと1台のサーバ機で複数のゲストOSを動かすことができます。もちろんWindowsとLinuxの混在も可能です。1台のサーバ機に複数の役割を割り当てられるため、サーバ機の購入費用だけでなく場所や電気代の削減にもつながります。
ゲストOSは異なる仮想サーバ間で移動することが可能です。このため、ハードウェア障害が発生した場合やハードウェア入れ替え時にも、ゲストOSに大きな変更を加えることなくスムーズに移行することが可能です。
また、遠隔地レプリケーションを行うと、大規模災害等によって事業所建屋が損壊してしまったような場合でも、数分から10分程度前の状態を保持することが可能になります。
構築実績
・松本市内 病院 様 Hyper-Vクラスタ
9ゲスト 電子カルテを始めとする各種院内システムのサーバが稼働
5分ごとに市内データセンターのサーバにレプリケーション
仮想サーバは、古いサーバの延命に使われることもあります。仮想化ではシステム全体をイメージファイルというひとつの巨大なファイルに変換します。これを最新のサーバ機で仮想サーバとして動かせば、ハードウェアの移行作業は完了してしまいます。Windows2000やNT等、古いOSを最新サーバ機で動作させることができます(実際には最新OS上で仮想OSが動きます)。